2012年1月展 レポート
複数の展示会の統合後、初の開催となるWHO'S NEXT Prêt-à-Porter Parisは、ポジティブな成果を収めて1月24日(火)に閉幕しました。ポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場内の6ホールに及ぶこの展示会には、合計65,682人の来場者を迎えました。フランス国内からの来場者が全体の68%、国外のバイヤーが32%(21,286人)を占めました。
全ての業界関係者たちは、7ヶ月前から告知されていたこの新しいイベントを待ち望んでいました。4日間にわたる展示会を終えると、大規模ではありながら分かりやすく、活気に溢れていた、とほとんどの来場者がこのイベントを称賛しました。提案は、各エリアごと非常に識別しやすいものとなっていました。
前回までPRÊT-A-PORTER PARISに出展していたブランドは、PRIVATEエリアへ滞りなく統合されました。参加者全員が会場のデザインを褒めたたえ、ホール7の1・2階において最大限のエネルギーを注ぎ魅力的な提案を強化した運営組織の労をねぎらいました。
ホール4のFAMEについては、連日盛況振りを見せ、クリエーティブなレディスファッション市場のリーダー的地位を立証しました。
PREMIERE CLASSEは、創設以来初めて、ファッション・アクセサリーに特化した4つのミニ展示会を3つのホールで展開し、出展製品を分散させました。多くの点において、このニューフェイスは有意義なものとなりました。バイヤーにとって提案がよりわかりやすくなったのです。4日間の開催期間中、これらのエリアのほとんどが上手く機能しましたが、ホール2.2のバッグのデザイナーたちはバイヤーの往来が少なかったと嘆いていました。
また、WHO'S NEXT Prêt-à-Porter Parisは、全く新しいエリアを設立しました:レザーグッズや旅行鞄に特化した「LE CUBE」です。皮革製品のリテーラーたちは、レザーグッズや旅行鞄の一貫した提案がポルト・ド・ヴェルサイユの地にようやく戻ってきたことを喜び、ブースにおける製品の見やすさを称賛しました。一方、出展者たちは、この「初めての試み」の楽しい雰囲気やビジネスムードを祝いました。
真の発見は、アーバンファッションやメンズファッションに特化した展示会「MR. BROWN」でした。数多く来場したバイヤーも出展者も、空間デザインやブランドセレクションに関する運営チームの断固たる態度を大いに賞賛しました。そのメンタリティや、強力な付加価値のあるイベントの実施(夜間営業、ライブ・ショーケース、トレンドフォーラム、WADの展示など...)もまた、このエリアの個性の確立に貢献しました。
MESS AROUNDにおいては、土曜・火曜の来場者数は少なかったものの、日曜・月曜の購買ムードはポジティブでした。ほとんどの出展者にとって、取引高は昨年1・9月展と同等に満足のゆくものでした。
出展者たちは、フランス人来場者の減少を嘆いていましたが、外国の小売業者―特にヨーロッパ、そしてアジア圏やアメリカ大陸―の大幅な増加を実感しました。来場者及び出展者は、満場一致で空間デザインと提案の分かりやすさを高く評価しました。
展示会が閉幕を迎え、運営チームは必ずこの「初の展示会」から教訓を引き出し、新戦略の一環としてWSN DEVELOPPEMENT にとって第2のチャレンジとなる2012年6月末の展示会(6月30日‐7月3日)に向けて、必要な調整や改善を行うことでしょう。
これらの改善は、エリア分けと会場の見やすさに更なる調和をもたらし、伝統的な流通に特化したエリア(LE CUBE 及び MESS AROUND)の提案の価値を高め、より円滑な往来のために各エリアの表示を練り直すことを目的としています。
そのような改善に加え、WSN DEVELOPPEMENTは今後、外国人来場者に対する本イベントのPRに力を注ぎます。というのも、彼らがグループ戦略の要となっているためです。今後2年間で、外国人来場者数を全体の50%に至らせることが目的です。
フランス人ビジターについてもおろそかにはしません。彼らのための特別なPR活動も予定しています。
数字でみる来場者動向 :
フランス
フランス国内からの来場は44,396人で、全体の68%を占め、国別来場者数ではトップでした。パリ及び近郊地域(フランス人来場者全体の42%)からも地方(58%)からも、非常に多くのフランス人バイヤーがこの第1回WHO'S NEXT Prêt-à-Porter Parisに足を運びました。これは、シーズンセールが展示会来場に対する大きな妨げにはならないということを立証しました。
ヨーロッパ (フランスを除く)
ヨーロッパのバイヤー(フランス人バイヤーを除く)は、外国人来場者数全体の76.9%(16,366人)を占めました。もっとも忠実なリピーターであるイタリアからの来場者は、今シーズンもまた最多を誇り、3,920人(18.4%)を記録しました。第2位は2,240人のベルギー(10.5%)、第3位は2,180人(10.2%)のスペインとなりました。トップ集団のその他の国は、イギリスやスイスで、それぞれ1,300人、944人の来場がありました。
アジア
外国人来場者全体の12.2%(2,606人)を占めたアジアは、ヨーロッパに続いて2番目に多い来場者数を誇る大陸でした。日本はかつてないほど多くのビジターが足を運びました。1,714人という数字は外国人来場者全体の8.1%を占め、WHO'S NEXT Prêt-à-Porter Parisの国別来場者数ランキング第4位となっています。韓国からの来場は310人、中国は212人を記録しました。
アメリカ大陸
アメリカ大陸からは、946人のバイヤーがこの第1回WHO’S NEXT Prêt-à-Porter Parisに足を運びました。中でもアメリカ合衆国(374人)とカナダ(218人)は、他の国々と比べ非常に多くの来場者数を記録しました。ブラジルからも116人の来場があり、展示会にとって重要な存在となっています。結果として、アメリカ大陸は外国人来場者全体の4.4%を占めました。
中東地域
中東から来場したバイヤーについては、レバノンが最も多く、216人を数えました。第2位・第3位はそれぞれイスラエル(166人)・サウジアラビア(94人)となっています。
アフリカ大陸
アフリカ大陸から来場したバイヤーは520人で、外国人来場者全体の3.4%を占めました。来場者数でアフリカの他の国々を引き離したチュニジア(112人)や、モロッコ(114人)からのバイヤーが目立ちました。
オセアニア
オセアニアからの来場は148人で、その大半がオーストラリア人バイヤー(128人)でした。